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骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン|骨密のコツ

~骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン~

弊社コールセンターなどに、骨粗鬆症の予防と治療に関するガイドラインについて、お問い合わせをいただくことがございます。

2025年8月現在の最新のガイドラインは、『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2025年版』となります。

 

DXA検査に関わる測定部位と測定値の適応基準としては、2015年版から大きな変更はありません。

以下は、 2015年版から採用されているDXA検査に関連した測定のポイントをご紹介しています。

 

※本記事は最新ガイドラインをもとにしたDXA検査の適応基準等をご紹介するものであり、ガイドラインそのものではございません。詳細に関しましては、実際のガイドライン原本でお客様ご自身でご確認いただけますようにお願いをいたします。


1.従来のYAM%評価に加え、日本以外で使用されているTスコア評価(SD評価)が追加されました。

従来、本邦では若年比較%値で評価されてきましたが、今回の改定では、Tスコア(SD評価)も使用可能となっております。YAM%評価では70%以下、Tスコア評価では-2.5以下が骨粗鬆症と定義されており、いずれかで評価が可能となっています。 GE装置ではどちらの結果も設定によりグラフ表示が可能です。また、結果にはYAM%値、T スコア値の両方を表記することが可能です。定められているカットオフ値はそれぞれ、下記となります。

 

このT スコア評価は、WHOが提唱した評価方法で、多くの国々で使用されている評価法であり、その評価法も本邦でも使用可能としたものです。

2.2012年度版診断基準の更新を踏まえ、腰椎と大腿骨の基準が更新されました。

この新しい基準値は、腰椎部では、L2-L4領域、L1-L4領域。大腿骨部では頸部領域と近位全体領域の基準が更新されました。これらの基準値は、骨密度測定装置の機種ごとに設定されており、ご使用している装置メーカーごとの基準値で評価を行うこととなります。 従来、本邦では腰椎部の評価部位はL2-L4領域でしたが、新たにL1-L4領域も評価部位に追加され、その何れかの領域で評価が可能となりました。 これは、国際的にL1-L4領域が使用されていることもあります。 また、大腿骨のYAM値の算出年齢が、従来は20歳~44歳までを対象にYAM値を算出されていましたが、2012年の基準値の検討より、20歳~29歳までの対象でYAM値が設定されています。これは大腿骨部の骨密度は20歳台より減少していく傾向にあり、それらを考慮して、より若年齢を対象にしてYAM値が設定されております。また、大腿骨の基準値ですが、頸部と近位全体部のみ基準値が設定され、他の大転子部やウォード三角領域等は基準値は設定されておりません。

 

3. そのほかのポイント

  • 骨粗鬆症の診断には、腰椎と大腿骨の両方を測定する。
  • 腰椎側面は、診断に使用しない。と2006年版ガイドラインから引き続き明記されております。
  • 大腿骨の計測は、左右どちらでもよい。
  • 大腿骨部のウォード三角領域は診断に使用しない。
  • 腰椎(L1-L4もしくはL2-L4)と大腿骨頸部、もしくは大腿骨近位全体の結果で最も低い値で診断を行う。
  • 脊椎もしくは大腿骨近位部に既存骨折がある場合DXAの結果にかかわらず骨粗鬆症と判断する。
  • 腰椎・大腿骨が測定困難な場合は橈骨1/3部の骨密度値を用いる。
  • 橈骨1/3部の測定を行う場合は、非利き腕を計測する。

 

 

これからもよりよい診断を目指して、新たなるガイドラインが作られていくことになると思いますが、骨密度測定装置の開発から製造までを手掛けるGEとしても、常に臨床に即した装置をご提案できるように、努めていきたいところです。あらためてGEの骨密度測定装置をどうぞよろしくお願いいたします。 

 

 

この資料は骨粗鬆症の予防と治療に関するガイドラインを紹介するものであり、仕様値として保証するものではありません。

JB03533JA

薬事情報

Lunar iDXA
販売名称:X線骨密度測定装置Lunar iDXA
医療機器認証番号:21800BZX10007000

PRODIGY Fuga
販売名称:X線骨密度測定装置 PRODIGY
医療機器認証番号:21500BZY00582000
PRODIGY FugaはenCORE SW V16.sp1以降のVersionを搭載する
上記医療機器のニックネームです

JB05995JA

JB03533JA June 2021